だるまさんシリーズのレビュー

だ〜るまさんが〜こ〜ろんだ♪
日本に住む子どもなら世代を問わず誰もが知っている定番の遊びですが、このフレーズをタイトルにした大人気絵本シリーズをご存じですか?
本記事では、かがくいひろしさん作『だるまさんシリーズ(が・の・と)』を
何が学べるのか
読み聞かせの工夫
実際の子どもの反応
の3つの視点で詳しくレビューします。
息子が10か月のときから3年以上読み続けている、我が家の“殿堂入り”絵本です。
1. 『だるまさんが』|体を使って楽しめる絵本
何が学べる
転ぶ、縮む、伸びるなどの体の動き
表情(にこっ)やしぐさ
ユーモア感覚(おならなど)
読み聞かせの工夫
「だ・る・ま・さ・ん・が〜」の掛け声に合わせて身体を左右に揺らす
絵の動きに合わせてオーバーに体を動かす
歩けない時期の子には膝の上で揺らし、手や足を触って動作を伝える
子どもの反応
初めは聞くだけだったが、「にこっ」の場面で笑顔に
立てるようになると、揺れや動きを真似するように
3歳になると「おならだって〜」で爆笑、飽きずに楽しみ続けている
2. 『だるまさんの』|体のパーツを覚えられる絵本
何が学べる
目・手・歯・毛・尾など体のパーツ
自分や他者の体への興味
読み聞かせの工夫
「だるまさんの〜」のリズムで揺れながら、体のパーツを指差す
最初はお母さんの体、次は子どもの体、ぬいぐるみなど応用して指差す
オーバーなリアクションで楽しさ倍増
子どもの反応
1歳前後まではじっと見ていたが、徐々に自分のパーツを触るように
「尾?あったっけ?」の場面で笑いが起きるようになった
こちらも長く飽きずに楽しめる一冊
3. 『だるまさんと』|コミュニケーションが育つ絵本
何が学べる
他者との関わり方・コミュニケーションの基本
読み聞かせの工夫
リズムに合わせて揺れながら、絵の動きを実際にやってみる
お座り時期の子は膝の上で一緒に動きを真似する
子どもの反応
小さいうちは理解が難しいが、外の世界に関心を持ち始めると急にハマる
向かい合って絵本通りに動くことで、やり取りが増える
この頃から『だるまさんと』は本棚ではなく枕元の常連に
4. だるまさんシリーズはプレゼントにもおすすめ
だるまさんは縁起物で、三冊セットの箱には“招福”の文字。
出産祝い、お誕生日、お正月など、幅広いシーンで喜ばれます。
ファーストブックとして贈るのも◎。お子さんの「一軍入り」間違いなしの絵本です。
まとめ
『だるまさんシリーズ』は、遊びながら学べて、長く楽しめる絵本です!
体を動かす・パーツを覚える・コミュニケーションを育てるという3つの力を、自然に伸ばせます。
ぜひ一度、手に取ってその魅力を体感してみてください!